ユニソン、320億ウォンの転換社債発行で11.5%の株式希薄化...転換価格1,071ウォン(現値比7.4%プレミアム)だが下方修正の可能性あり...タイB.Grimm Powerが戦略的投資


  • ユニソンは2026年5月29日の取締役会で、第18回無記名無担保私募転換社債(CB)の発行を決議。発行額320億ウォン、払込日2026年6月8日、満期2028年6月8日(2年物)。表面利率0%、満期利率12%。
  • 転換価格は1株当たり1,071ウォンで、基準日(2026年5月28日)の終値997ウォンに対し約7.4%のプレミアム(プレミアム発行)。ただし、転換価格は毎月見直され(リフィクシング)、株価下落時には最低750ウォンまで引き下げられる可能性があり、希薄化リスクが高まる。
  • 本CBは約2,988万株の新株式に転換可能で、既発行株式数(2.595億株)の11.51%に相当。既存の転換社債・新株予約権付社債を含めると潜在希薄化率は合計24.0%に達し、既存株主価値を大きく圧迫する。
  • 調達資金の使途:設備資金80億ウォン(O&M用船舶購入)、運転資金101億ウォン(役務・運営代金)、他法人証券取得資金139億ウォン——取得先は未定。未定の買収先は投資の不確実性を高める。
  • 社債引受先はB.Grimm Power Korea Co., Ltd.で、タイのB.Grimm Powerの子会社。B.Grimm Powerは総資産8.35兆ウォン、売上2.4兆ウォンと財務体質が良好で、戦略的提携の可能性はポジティブ。ただし、引受先は6ヶ月後から行使可能な早期償還請求権(プットオプション)を有しており、ユニソンに借り換えリスクが生じる。
  • ユニソンは12ヶ月後からコールオプション(追加金利3%上乗せ)を行使して強制転換を促すことができる。社債は留保口座への質権設定(最高額は満期償還額の120%)により担保されており、債権者保護が図られている。
  • [AI総合分析]本CB発行は当面の資金調達と戦略的投資家の獲得という利点がある一方、最大11.51%の希薄化(既存CB含め24%)、転換価格の下方修正可能性、買収先未確定などの要因が既存株主に不確実性とリスクをもたらす。投資家は株価動向と資金使途に関する今後の開示を注視すべきである。

KOSDAQ開示情報


  • 開示: 主要事項報告書(転換社債発行決定)
  • 会社: ユニソン株式会社 (018000)
  • 提出: ユニソン株式会社
  • 受付: 2026-05-29