リサイクル事業買収により売上高2倍、新部門黒字化で営業損失縮小


  • エンジェットは2026年1月に(株)イエムアルのリサイクル事業部門を88.8億KRWで取得し、新セグメントを追加。第1四半期の連結売上高は43.7億KRW(前年同期比111%増)に達した。
  • リサイクルセグメントは29.2億KRWの売上高と3.3億KRWの営業利益を計上し、EHDソリューション部門の赤字(-16.9億KRW)を一部相殺。連結営業損失は13.6億KRW(前年同期12.4億KRW)と小幅拡大。
  • 買収資金として、企業銀行から50億KRWの設備借入を実行。土地・建物(評価額約147.6億KRW)の取得に充当。負債比率は46.3%に上昇したが、現金87.4億KRWを保有し流動性リスクは限定的。
  • 第1回転換社債(額面600億KRW、転換価額6,664KRW、2030年満期)が残存。現在の株価(4,930KRW)は転換価額を35%下回り転換可能性は低いが、株価上昇時には希薄化リスクが存在。
  • 自己株式726,409株(6.8%)を保有。改訂定款に基づき従業員報酬・ストックオプション等に活用可能。当四半期は消却・処分予定なし。
  • 筆頭株主の変度永氏ら7名で29.33%を保有。すべてのロックアップ株式は2025年11月に解除され、オーバーハングリスクは解消。
  • 研究開発費5.7億KRW(売上高比13.0%)。128ノズルEHDプリントヘッド(EHDison-H16/M16)を発売し、MicroLEDリペア装置(AMR/VFFシリーズ)の量産納入を開始。
  • [AI総合分析]リサイクル事業の買収により収益が多様化し収益性が改善したが、既存のEHDソリューション部門の赤字拡大により全体の営業損失は増加した。短期的には新セグメントの黒字貢献と豊富な現金が下支えするが、業界投資回復の遅れにより本業の低迷が続く可能性に注意が必要。

KOSDAQ開示情報


  • 開示: 【記載訂正】四半期報告書 (2026.03)
  • 会社: エンジェット株式会社 (419080)
  • 提出: エンジェット株式会社
  • 受付: 2026-06-01