大株主の柳明勳、保有比率69.86%に低下…転換社債の希薄化と170万株の担保設定で経営権リスクが浮上


  • 筆頭株主の柳明勳氏と特別関係者の合計保有比率が前回報告の75.16%から5.30%低下し69.86%となった。これは2025年8月20日に第2回転換社債の転換権行使により発行済株式総数が21,040,488株から22,662,548株に増加したことによる希薄化効果である。(株式希薄化リスク)
  • 柳氏本人は自己資金で13,180株を平均7,551ウォンで市場買い付け、保有比率41.60%を維持したが、1,708,429株(7.54%)を担保に差し入れており、株価下落時に追加担保請求や強制売却の可能性がある。(担保リスク)
  • 大信証券との株式担保貸借契約は貸付額30億ウォン、金利5.4%、担保維持率5%の条件。現在の株価7,800ウォンに基づく担保価値は約133億ウォン(1,708,429株×7,800ウォン)で、貸付額の4.4倍に相当する。(担保比率分析)
  • 特別関係者のうち柳正勳氏が10.76%を保有し第2位株主の地位を維持、グループ全体の友好株比率は69.86%と依然安定している。(経営権の安定性)
  • 2025年8月20日の第2回転換社債転換は既に反映済みの過去事項であり、今回の報告の主な変更点は株式担保契約の変更と一部役員の小規模売却(朴浩永、金鍾国、金東春、金京中)である。(変更事項)
  • [AI総合分析]今回の開示は筆頭株主の保有比率低下が転換社債希薄化による一時的要因であり、担保設定は個人資金調達目的と見られ、当面経営権に大きな脅威ではない。ただし、担保株数が170万株に上り、株価が急落した場合には追加リスクとなる可能性があるため、株価動向を注意深く観察する必要がある。

KOSDAQ開示情報


  • 開示: 株式等大量保有状況報告書(一般)
  • 会社: 豊原精密 (371950)
  • 提出: 柳明勳
  • 受付: 2026-05-29